英単語帳は世の中にたくさんあり、どれがいいのか悩んでいる人は多いです。
紙がいいのか、アプリがいいのか、自分で単語を登録しないといけないのか、無料なのか、テスト機能はあるのかなど、いろいろな観点で考えて自分にあった単語帳を見つけたいところです。
今回は、そんな悩みを持っている人に、無料で、自分でボタン一つで単語を登録でき、英語をそのまま理解できる英単語帳を紹介します。
無料で自分で作れる英単語帳アプリはたくさんあります。
今回紹介する単語帳は、無料で自分で作れるのはもちろん、英語をそのまま英語で理解でき、毎回単語を登録する手間もかからない、登録した単語を記述式でクイズにできる理想的な単語帳の紹介です。
どんな英語力の人でも使いこなせると思いますので、参考になれば幸いです。
目次
Cambridge English Dictionary の英単語帳の特徴
今回紹介する便利な単語帳は、「Cambridge English Dictionary」の単語帳です。
その名の通り、これは英語の辞書ですが、単語帳の機能も備えています。

この単語帳には次のような特徴があります。
・辞書で調べた英単語をボタン一つで、自分の単語帳に登録できる。
・英英辞典として単語を調べて登録すると、英語表記で単語を登録できるため、英語を英語で覚えることができる。
・英日辞典として英単語を調べて登録すると、日本語と英語表記で単語を登録できる。
・クイズ機能(記述先)があり、ランダムに20問出題してくれる。
・複数の単語帳を作ることができる。
・英語以外の言語にも対応している。
単語を登録するが面倒という人には、すでに用意されている単語帳もありますので、これらを使って英単語を覚えて、クイズに挑戦することもできます。
使い方
単語帳の作り方

1.アカウント作成
まず初めに、「Cambridge English Dictionary」にアクセスしてアカウントを作る必要があります。
トップページの右上にある人型のアイコンをクリック・タップしてアカウントを作り、ログインします。
2.単語帳の作成
ログインしたら、左上の3本線のメニューアイコンから、「Cambirdge Dictionary +Plus」を選びます。
ちなみに、この「Cambridge Dictionary +Plus」という機能は、英単語帳だけでなく、様々な英語の学習コンテンツがありますので、楽しく英語を学ぶことができるようになっています。
画面の下に進み、「単語リスト(Word lists)」のセクションから「私の単語リストに行く(Go to my word lists)」を選びます。
ここで、「単語リストを作成する」を選び、単語帳の名前をつけ登録します。
3.単語の登録
単語の登録の一番簡単な方法は、トップ画面に戻り、辞書の検索機能である、画面上部の検索窓で単語を調べ、その結果をボタン一つで先ほど作成した単語帳に登録する方法です。
英単語の説明を英語表記だけで登録する場合は、そのまま検索することで英英辞典として検索して登録することができます。
日本語表記も登録したい場合は、検索窓の横にある3つの点を選択して、「英語-日本語」に切り替えて検索します。
単語を検索し、表示された結果の右に表示される「Add to word list」というボタンをクリックして、先ほど登録した単語帳を選択することで登録ができます。
クイズの受け方
1. 単語帳にアクセス
トップ画面の左上の3本線のメニューアイコンから、「Cambirdge Dictionary +Plus」を選びます。画面の下に進み、「単語リスト(Word lists)」のセクションから「私の単語リストに行く(Go to my word lists)」を選びます。
2.クイズの出題
単語帳のリストから、クイズを挑戦したい単語帳を選びます。
少し下にいき、「自分の力を試してみよう!」の「Gap fill」を選び進みます。
ランダムに20問、記述式のクイズを受けることができます。



Cambridge English Dictionaryの英単語長の短所
この単語帳を使っていく中でいくつか短所と思えるところがありましたので、こちらも解説します。
・アカウントを作成しなければならない。
スマホアプリなどでは、アカウント作成が不要なものもありますが、Webベースのこの単語帳はアカウントを作成してユーザと単語帳を紐づける必要があり、アカウント作成が必要です。
・インターネットの接続が必要
スマホアプリの単語帳であればインターネット接続が不要なものもありますが、この単語帳はWebベースのため、単語の登録やクイズでは、インターネットの接続が必要です。
・アプリがない
いわゆるスマホのアプリがありませんので、スマホで使う場合などは、単語帳の画面をお気に入りに入れたり、ホーム画面に登録しておくことで使いやすくなり、一般的なアプリのアクセシビリティと遜色なくなります。
英単語長を作る時・使うのコツ
この単語帳を使って、いくつかコツが必要なところがありましたので、解説します。
1.単語そのものが含まれている説明を使わない
例えば、「deceptive」という単語を調べて、単語帳にも登録したいという場合です。英英辞典の単語の解説は「If something is deceptive, it makes you believe something that is not true.」となっていて、「deceptive」という単語そのものを解説に使っていることから、クイズを受けるときに答えがわかってしまうということになりますので、他の解説文を登録することが必要になります。
2.英語力が高くない人は英日辞典から登録する
英語力が高く、ある程度英文が読める人は、英英辞典で検索した単語をそのまま登録することで、広辞苑で日本語調べているときと同じように、英語を英語で理解できるようになります。これができると、英語力は指数関数的に向上します。
一方、英語力がそこまで高くなく、英語の解説だけでは覚えられないという人は、英日辞典で単語を検索し、単語帳に登録するとよいでしょう。これにより日本語の意味も併せて表示させることができます。ただし、英日辞典として登録されていない単語は日本語表記がないため、注意が必要です。例えば「benevolent」を試しに検索してみると、英語表記のみで日本語表記がないことがわかります。
3.単語帳すら作るのが面倒な場合
ずぼらな人には朗報があります。この「Cambirdge Dictionary +Plus」にはすでに準備されている単語帳があります。
「単語リスト」の「全ての単語リストに行く(Go to all word lists)」を選ぶことで、運営やユーザコミュニティーが作った単語帳を使うことができます。
4.単語帳に飽きたら
「Cambirdge Dictionary +Plus」には、単語帳機能以外に、Word Scramble(文字を並び替えて単語を作るクイズ)、文法クイズ、写真クイズ、ビデオなどがありますので、単語帳以外の方法で、楽しく英単語を勉強することができます。
まとめ
今回紹介した単語帳は、「Cambridge English Dictionary」の単語帳でした。
この単語帳には次のような特徴があり、便利になっています。
・ボタン一つで、自分の単語帳に登録できる。
・英語表記で単語を登録できるため、英語を英語で覚えることができる。
・日本語と英語表記で単語を登録することもできる。
・クイズ機能(記述先)があり、ランダムに20問出題してくれる。
・複数の単語帳を作ることができる。
・英語以外の言語にも対応している。
この機会にぜひ一度ためしてみてください。