【間違えやすい英語】Criticize / Condemn / Decry

今回は、「批判する」という動作に着目です。

違いを認識して使えているでしょうか。

TOEICで高得点や英検で上位級の合格には必要な単語です。

それぞれの意味を見ていきましょう。

今回も、英英辞典で単語の意味を正確に把握します。Cambridge English Dictionaryを使います。

Criticize

to express disapproval of someone or something:

The government is being widely criticized in the media for failing to limit pollution.

We’ll get nowhere if all you can do is criticize.

Cambridge English Dictionary

人や物に対して、反対や非難を表す。という意味から、和英時点では批判・非難するという和訳になっています。

例文では、政府は大気汚染を食い止めるとこができなかったため、メディアを通して広く批判された。

2つ目の例文は、批判してるだけでは何も始まらない。という内容になっています。

Condemn

to criticize something or someone strongly, usually for morale reasons:

The terror is action has been condemned as an act of barbarism and cowardice.

The film was condemned for its sexism.

Cambridge English Dictionary

道徳的な理由から、何かや誰かを強く非難する。という意味です。

1つ目の例文は、テロリストの冷酷かつ卑怯な行動は強く非難された。

2つ目は、その映画は性差別的な内容から強く非難された。という感じになります。

Criticizeと似ていますが、強くという点と、道徳的な理由がある点が違いとなります。

Decry

to criticize something as bad, without value, or unnecessary:

Lawyers decried the imprisonment of several journalists.

Cambridge English Dictionary

何かを悪い、価値がない、もしくは不必要であると反対や非難すること。という意味ですね。

例文は、弁護士達は数人のジャーナリストが逮捕されたことに対して不必要なことであると非難した。という感じになりますね。

まとめ

全体を通して整理してみると、condemnやdecryの意味の説明にcriticizeが使われています。

つまり、根底には何かや誰かに対して反対や非難を表すということがあります。

違いはというと、criticizeには特に条件や制限的な意味がありませんが、condemnは対象が何かや誰かで道徳的な理由から反対や非難を表すという条件があり、decryは対象に人を含まず悪い、価値がない、不必要などと反対や非難を表す点が挙げられますね。

しっかりと違いを理解して使いたいものです。

英検などのテストでは4つの選択肢の中から適切なものを選ぶ問題があったりします。

しっかりと意味の違いを理解しないと誤ったものを選ぶ可能性がありますね。

あとはニュアンスですね。ただcritizeするのではなく、condemnやdecryが持つ意味の要素を含める方が伝わりやすかったりする場合と思います。

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