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英語が話せない人の特徴 ~話せるように意識すべきこと~

投稿日:2019年06月30日 更新日:

英語をうまく話せるようになりたいという人は多いと思いますが、そう簡単に実現できるものではないですよね。

最近、東洋経済オンラインで目にした記事「英語が話せない人がわかってない基本中の基本 ネイティブと同じ文法と単語の選び方が必要」には、日本人が抱える問題点や打開策が提案されていました。

またTOEIC高得点者でも海外駐在で苦労する人たちの特徴もプレジデントオンラインの記事「海外駐在で苦労するTOEIC高得点の特徴 赴任までの準備期間は1~3か月」で紹介されています。

留学経験者である私としても同感という部分が非常に多かったです。

これらの記事には、日本人が抱える問題点や打開策が提案されていました。

今回は、筆者個人の留学経験から実体験としてのポイントを紹介していきたいと思います。英語力の向上に活かしていただければ幸いです。

目次

英語が話せない日本人の特徴

私が留学時代に感じた「何年もオーストラリアにいるのに英語が上達しない人」の特徴というは下記があります。

関係代名詞が使えない

これは会話でも、大学の課題のエッセイや論文、レポートを作成する時においてもそうです。関係代名詞を使った文を組み立てることができない人です。

関係代名詞自体の理解はあるので、読むことや聞いて理解することはできますが、自分から発信することができません。

上記で紹介した東洋経済オンラインの 「英語が話せない人がわかってない基本中の基本 ネイティブと同じ文法と単語の選び方が必要」 にも同じような記載があり、なるほどなと思いました。

これはネイティブがどのように文を作っているか理解していないからだそうです。日本の教育は読める、聞ける、理解できるという点を目指していますので、できなくて当然だと私も思いますが、留学していてこの点が伸びないのは問題ですね。日本での教育の欠点を補うべく、現地で学んでいるにも関わらず、スキルアップしないのです。

なぜ使えないのか?

スポーツと同じで、英語は「体」で覚える必要があると私は考えています。上記のようにスキルアップしない人は、読んだり聞いたりできることに満足してしまい、書いたり話したりするスキルにつながっていません。

日ごろからどんどん挑戦して、書いたり話したりする必要があります。スポーツと同じで失敗して学んでいくのです。

スポーツでは、技術書などを何時間読んでも上達は期待できません。サッカーなら実際にボールを蹴って、失敗して、また蹴って、また失敗して少しずつうまくなります。英語もそうです。読んでいる・聞いているだけでは一向に上達しません。練習して失敗して修正していくことが必要です。

余談ですが、このことから、個人的には「聞き流して英語が話せるようになる」教材には限界があると感じていますので、ご検討中の方は注意されたほうが良いと思います。

なぜネイティブは関係代名詞を使うのか?

関係代名詞を多用するにはそれ相応の理由があります。

冒頭に紹介したプレジデントオンラインの記事 「海外駐在で苦労するTOEIC高得点の特徴 赴任までの準備期間は1~3か月」 でも紹介されています。

英語は主語のすぐ後に述語がくる言語体系のため、結論を早く求める思考になります。(中略)英語圏の人の合理的思考と、彼らに取り合ってもらえる伝え方を理解することは、英語そのものを覚えることと同じぐらい重要なんです。

プレジデントオンライン  海外駐在で苦労するTOEIC高得点の特徴 赴任までの準備期間は1~3か月

英語もそうですが、ネイティブがどのように英語を話しているか理解するのがとても大事です。

英語は「結論」を早く言うことが大事です。大学の論文や会社のレポートもそうですが、「結論」を早くすることには意味がありますね。これから伝えようとする内容が伝わりやすくすることです。

これは日常会話でもそうです、そのためネイティブはとてもよく使います。

例として、ありそうな会話を考えてみましょう。

友達: ”How was your weekend?” (週末はどうだった?)

私: ”Oh, my weekend was great. I went out for drinks with my friend who is from Adelaide visiting me over the weekend.”(週末はね、楽しかったよ。アデレードから友達が会いに来てくれてて、飲みに行ったんだ。)

友達: ”That sounds great. Where did you guys go for the drinks?”(それは楽しそうだね。どこいったの?)

私: ”We went to the pub in Fitzroy which serves Little Creature beers from Perth. They taste awesome!”(フィッツロイにある、パースのルトルクリーチャーのビールを出してるパブに行ったよ。めっちゃうまかった。)

実際にあり得そうかどうかは別として、このようにどんどん関係代名詞を使います。

これができないと、ネイティブと「普通」に会話もできず、友達も増えません。負のスパイラルに入ります。

ネイティブがどのように書いたり、話したりしているのかを理解することがとても大事です。留学や駐在をしているのだから、これくらいは最低限したいですよね?

6年の留学で気づきましたが、そういう姿勢でいられる人って、実は少ないんです。

どう学べばいい?

楽しく勉強するポイントとして、ネイティブが話しているフレーズで、「そういう言い方もあるのか、かっこいいな」というものはコピーして覚えておいて同じ場面に来た時に、今だ!と使って覚えていました。実際に通じると感動して一瞬で覚えます。ドラマのフレーズでもいいですね。

また、ネイティブのクラスメイトの論文やレポートを見せてもらい、なるほど、そうゆう書き方もあるのかと自分から吸収して使っていきました。

結果、大学院まで留学でき、大学院はDistinctionで卒業できました。内容をコピーする訳ではありません。表現の方法を増やすのです。ただ、アメリカなど競争が激しい学生社会では論文すら見させてくれないと思いますので、公開されている論文などを参考にしていくしかありません。

関係代名詞とは関係ないのですが、まだ英語ができないころに現地の友達から、”Give me a buzz when you get here.”(着いたら電話・メールして)とメールをもらったことが記憶にあります。最初は、どういう意味だ?というレベルでしたが、こんな表現があるのか、かっこいいなと思い、私も使いました。

考えてみると今も使っていますね。まったく頭に無かった表現が身につきました。

こういう簡単なことを楽しく、身についているぞ!英語をネイティブっぽく話しているぞ!といちいち喜ぶことが大事と個人的に思います。

日本人とばかり過ごしている

これもプレジデントオンラインの記事 「海外駐在で苦労するTOEIC高得点の特徴 赴任までの準備期間は1~3か月」の「海外に行っても、英語が上達しない人の行動」として紹介されています。

これも、「え、当たり前でしょ?」と思うと思いますが、現地に行くとわかりますが、多いです。

実際にいた日本人とばかりいる日本人

学生では、同じ大学に通う日本人と勉強し、アルバイトは日本人ばかりの日本食レストランでバイトし、週末はこのどちらかの日本人たちと飲みに行き、家は日本人とシェアする。英語、大学の授業以外で使わないですよね?

駐在も同じようでした。駐在というか、自社養成の訓練で来ていたパイロットも何人か会いましたが、彼らですら英語できませんでした。訓練はオーストラリア人の教官とですが、終われば同僚と勉強週末は飲みにクラブに、という感じだったようです。英語、訓練以外で使わないですよね?

中には、自分の意思とは無関係に海外に「送られてきた」人もいるとは思いますが、せっかくの機会なのにもったいないです。

では、どうすればいいのか、次に説明します。

現地では、どうすればいい?(実体験を踏まえて)

現地では何をすべきか。得策のひとつが、「意識的に日本語から距離を置き、英語に触れる時間を最大限に増やす」である。

プレジデントオンライン  海外駐在で苦労するTOEIC高得点の特徴 赴任までの準備期間は1~3か月

もうこれしかありません。

私の場合、アデレードという日本人が比較的少ないところに留学したのがよかったのかもしれませんが、18歳でオーストラリアに渡り、最初は大学の海外学生の寮に住みほとんど日本人とは会っていませんでした。

そのあとは、香港とクアラルンプールから来た学生とシェアしましたので、最初の2~3年は外国人が多い環境に住みました。

趣味のサッカーも外国人のチームに入れてもらいやっていましたし、クラスメイトと飲みに行ったり、シェアハウスの外国人と遊んだり、英語どっぷりでした。

先ほどの負のスパイラルとは逆で、英語の環境にいると当然ですが外国人との関係がどんどん増えます。英語を話す機会も二次関数的に増えます。

夢も全部英語でしたし、久しぶりに日本語を話すと、久しぶりに日本語話していると気づくほどでした。その当時は、スマホもなかったので日本は遠かったのもよかったかもしれません。

言葉の問題は無くなりますから、 自然と外国人とデートしたりするようにもなります。

メルボルンでは一人暮らしで、テレビは現地のものをよく見ていました。ネイティブと話が合うようにもなります。地元の政治などを含むニュースだったり、ドラマだったり、AFLというオーストラリアのスポーツの結果など、地元のネイティブと話す内容はものすごく増えます。ここまでくると、英語を勉強しようと思ってテレビを見るレベルではなく、日本でもやる、家に帰ってきてとりあえずテレビをつけ楽しむのと同じです。

よく1人でパブで飲んでいて、オーストラリア人グループに、「一緒に飲んでいい?」と話しかけ飲んでいました。今でもそのグループにいたオーストラリア人とつながっています。

英語がしっかりと話せるようになってきたころから、日本人とも遊びました。辛いことも多いですので、少数の日本人とたまに会うことも必要です。

苦楽を共にしたオーストラリアでできた、今でも連絡したり会ったりしている「友達」は10人くらいでしょうか。

日本ではどうすればいい?

日本にいる場合は、まずは英語に触れる機会を増やし、聞く・読むを増やします。

一番身近なところでは、スマホです。基本設定で言語を英語に変えてしまいましょう。

スマホアプリで通勤通学中に英語のニュースなどを聞きましょう。ニュースに飽きたら、洋楽を聞きましょう。家では、海外ドラマを字幕で見ましょう。NHK Worldなども見ましょう。

と、いろいろありますが、とにかく英語の環境に自分を置きましょう。なんでも方法はいいです。

これが出来たら次は、話す・書く機会を増やします。

最近は、日本人と海外の交流など、正式な団体が企画しているものが多くあります。これらに参加して、「発信」行為をしましょう。

非公式なところだとfacebookでパブクロールなどもあります。これに参加してパブなどでネイティブとコミュニケーション取るのも良いでしょう。安全性には気を付ける必要があります。

工夫して、吸収(聞く・読む)と発信(話す・書く)をしていくようにしましょう。

冒頭に説明しましたが、スポーツと同じで、吸収だけでは上達しません。発信をして、一つのサイクルが完成します。これが一番のポイントです。

まとめ

英語を話せる(できる)ようになるには?

①ネイティブがどのように、話したり書いたりしているか積極的に把握し、自分でつかってみましょう。日本ではスマホアプリなどで工夫しましょう。

②上記①の基盤となりますが、日本や日本人と距離を置き、英語しか無い環境に身を置きましょう。ただ、辛いこともありますので、少数の心開ける日本人と関係を持ちましょう。日本にいる場合は難しいですので、逆に外国人と合う機会を増やしましょう。

繰り返しですが、スポーツと同じで、吸収(聞く・読む)だけでは上達しません。発信(話す・書く)をして、一つのサイクルが完成します。これが一番のポイントです。

気持ちとしては、現地の人になりきって英語を使っている自分に酔うことが、上達への近道です。

楽しいですよ。言葉の問題がなくなっていろいろな世界の人とコミュニケーションが取れ、酒が飲め、冗談が言え、真剣な議論ができるのは!

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