「Configuration Deviation List」
CDLは機体構造に関する基準で、一次構造部材でない構造部材が欠損している場合に飛行を認めるものです。
一次構造部材でない構造部材とは例えば、シール、スタティックディスチャージャー、アクセスパネル等を指します。
欠損部位によっては空気抵抗が増える等の影響があることから、運航速度や搭載燃料等に制限が課せられる場合があります。
なお、航空機の機能や装備品機器の故障があっても、安全性を損なわないことを前提として限定的に運航を認める基準を「運用可能基準」(MEL Minimum Equipment List)と言います。